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市民社会を問い続けて-大阪ボランティア協会の50年
経営から事業の企画推進まで、多くの市民の参加で運営してきた市民活動推進団体である大阪ボランティア協会の50年史。


・発行:社会福祉法人大阪ボランティア協会
・編集:50年史制作プロジェクト委員会
・B5判 224ページ
・発行年:2015年
・販売価格:1,080円(本体1,000円、税80円)
・大阪ボランティア協会会員の方は無料です。事務局までお問合せください。


【あとがき】
 大阪ボランティア協会は、創立10周年の際に『10年史抄』を発行した後、創立20周年に『なにわに拓く』を発行、創立30周年では『なにわボランティアものがたり』、創立40周年では『市民としてのスタイル』を発行し、本誌は年史として5冊目になります。
 創立50年史のタイトルは「市民社会を問い続けて」としました。多様な市民が主体的に社会の課題解決に取り組み、丁寧な対話を通じて立場や利害の違いを乗り越え、協働していく社会創りを進めるため、協会の50年間の歩みがあったとの思いからです。その50年史では、まず『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』(2014年発行)の編集にあたった牧口 明が中心となって「年表」を精査。特に市民活動の動きに漏れがないよう確認を重ねました。また岡本榮一、牧口 明、名賀 亨と事務局スタッフで50年間に撮りためた膨大な写真群の中から、これぞという写真を選び出しました。一方、早瀬は50年間の事業報告書から数的なデータをエクセルに入力し、協会の50年間の営みを数字で示す作業に取り組みました。エクセルのデータ量は1.7メガバイトにもなる膨大なものとなりましたが、この中から分析した結果を本書で示せたものは実は全体の一部にとどまります。また、事務局でチームや職員の50年間の動向を分析するとともに、名賀亨、知子夫妻により拠点の変遷ごとの鳥瞰図などを作成しました。
 経営から事業の企画推進まで、多くの市民の参加で運営してきた市民活動推進団体である大阪ボランティア協会は、試行錯誤を重ねながら50年の歩みを刻むことができました。本書を通じて、その歩みが広く共有され、今後の市民活動の推進に資するところがあれば、望外の幸せです。


【目次】
第1部●ごあいさつ
 大阪ボランティア協会 顧問 岡本榮一
 大阪ボランティア協会 理事長 牧里每治

第2部●お祝いのことば
 「協会創立50周年に寄せて」 (公財)日本生命済生会 事務局長 金尾 文隆
 「お祝いの言葉」 (社福)大阪府社会福祉協議会 事務局長 森垣 学
 「幼児とボランティアの集い」 大阪市ボランティア・市民活動センター 所長、桃山学院大学 教授 石田 易司
「ボランティア活動の本質を伝え続けて50年」 広がれボランティア連絡会議 会長 山崎美貴子
 「その歩みには日本の市民社会にむけた歩みが凝縮されている」 (認特)日本NPOセンター 顧問、(特活)市民社会創造ファンド 運営委員長 山岡 義典
 「ひとり一人の志を「みんな」の勇気と希望に」 日本地域福祉学会 会長、同志社大学 教授 上野谷加代子
 「市民主体社会実現の騎手として」 (一財)富士福祉事業団 理事長 枝見 太朗
 「輝かしい半世紀の業績」 (社)韓国自願奉仕連合会 理事長 李 鐘均

第3部●写真で見る50年

第4部●大阪ボランティア協会の理念・思想
 「大阪ボランティア協会の理念・思想-創りあげた「参加」と「民間性」-」 岡本 榮一
 「【再録】「月ボラ」二百号に見るボランティア活動の歩み」 髙森 敬久
 「【再録】震災ボランティアからNPOの世紀へ(要約)」 牧口 明

第5部●50年史年表
 前史1963年度~2014年度の協会のあゆみ/ボランティア・市民活動の動向/社会の動向

第6部●数字で見る50年  早瀬 昇
1.「人づくり」で市民社会づくり ~教育・研修事業の50年
2.「参加の促進」で課題解決 ~ボランティアコーディネーション事業の50年
3.拠点、ネットワーク、相談対応での応援~活動援助事業の50年
4.視点の提案と理論構築~情報発信・研究出版事業の50年
5.セクターを超えた協働構築~企業市民活動推進センターの取り組み
6.「参加」と「協働」が生み出す力~組織経営と事業企画の50年
7.あの手この手、悪戦苦闘 ~財政安定化に向けた50年

第7部●資料編
 職員の動向/役員の動向/委員会・チーム等の変遷
 
第8部●目で見る協会事務所の移り変わり

「おわりに」 大阪ボランティア協会 常務理事 早瀬 昇



販売価格

1,100円(税込)

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