著者：錺　雅代
発行：ハンドレッドラボ
A5判・182ページ
ISBN978-4-909324-00-9

お話や絵本の世界にいざなうボランティアを長年続ける著者が、大好きな草木を軽やかに語る。秋田の里山の風景と、都会をいろどる花と緑に出会えるエッセー集。
2000年代の大阪ボランティア協会人気講座「市民ライター講座」から生まれたメールマガジン「書く力、書く参加！ 市民ライター通信」の好評連載を再構成しました。
秋田の里山で過ごした子ども時代や学生時代、都会の暮らしで出会う緑や自然、お話や絵本のボランティア活動の話題などを、花や緑をうたった詩歌・俳句も交えながら軽やかな語り口でつづるエッセーは、自然と親しんだことのあるすべての人に懐かしい記憶や自然への思いを呼び起こします。


【目次と取り上げられている植物】
1月（竹／ユズリハ／冬の木々／ロウバイ）
2月（水仙／梅／タラ／スミレ）
3月（ヨモギ／ボケ／春の柑橘類）
4月（ハコベ／忘れな草／ビワ／カーネーション）
5月（センダン／アヤメ／桐／豆／卯の花）
6月（ナデシコ／アジサイ／アザミ／柿、青柿／アサガオ）
7月（草／紫蘇／ミョウガ／蓮）
8月（月見草／とうもろこし／ほおずき／オミナエシ）
9月（ワレモコウ／サルスベリ／千日紅／ススキ／ヨシ、アシ）
10月（ブドウ／稲／ザクロ／菊／大根）
11月（柿／紅葉／生姜／ツゲ／サザンカ）
12月（ヤツデ／落ち葉／白菜／ヒイラギ／千両、万両）