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ボランタリズム研究(Vol.1)
特集:政治とボランタリズム
編集:大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所
B5判 111頁
発行年:2011年
ボランティア・NPO:市民活動の理論と実践の対話をめざした「ボランタリズム研究所」が編集する初の研究雑誌。

【解説】
ボランティア・NPO:市民活動の理論と実践の対話をめざした「ボランタリズム研究所」が編集する初の研究雑誌。
特集:政治とボランタリズム

【編集】
大阪ボランティア協会 ボランタリズム研究所
大阪ボランティア協会の調査研究機能を特化させ開設した研究所で、日本の市民活動あるいはボランティア活動を支える原理や理念のさらなる追求と、それらの実践的プログラムの開発など理論的科学的な研究を推進しています。

巻頭言

ボランタリーな活動の社会的価値の追求

 S・L・ホフマンが『市民結社と民主主義』(岩波書店刊)の後半で、NPOなどの「市民結社(アソシエーション)」の歴史的経緯にふれている。キーワードは、「拡大」「民主化」「政治化」の流れである。これを読みながら、時代こそ異なっているけれども、近年、政治化が急速に進みはじめている日本のボランタリーな活動の動きには「資源化」の危うさを感じないでもない。こちらサイドの論理の強化が求められる。

 福祉でいえば、戦後、民間社会福祉事業の社会福祉法人化による「措置体制化」がそうである。あれは何だったか。ボランティアやNPOなどのボランタリー活動は、市民的自由を背景にしたものであるから戦後のものである。歴史が浅い。それだけにその「存在・社会的価値」は、人びとに真の意味で理解されているとは言い難いからだ。

 「ボランタリズム研究所」といい、「ボランタリズム研究誌」といい、大阪ボランティア協会が大事にし、またこの「創刊号」から打ち出そうとしている姿勢というか、思いは何か。その答えは、日本を中心とするボランティア活動やNPOといった広い意味での「ボランタリーな活動」の「存在価値」、その「社会的意義」は何か――の追求にある。

 ボランタリズムには、大きくは、a.Volunteerism 、b.Voluntarism、c.Voluntaryism、の3つの思想や哲学を含んでいる。複層した概念(理念)ではあるが、おおまかにいえば、aはボランティアやボランティア活動の精神、bは、個人と関わる「主意主義」を表す。「主知主義(Intellectualism)」の対置概念で、「意志」とか「主体性」につながる。<y>のついたcは、国家や行政から「独立した民間 の立場」を意味する。いわば、国や行政とは「独立しつつ共存する立場や関係性」をさす。ボランタリーな活動や組織が、憲法第89条の「公私分離の原則」と関わり、<y>のついたcのボランタリズムと関わる。日本も含めアジア圏ではこのcのボランタリズムが弱い。

 この3つの意味を内包するボランタリズムは民主主義社会の形成の根幹に関わる。社会の活性化や連帯、自己実現やアイデンティの獲得とも関係し、人権擁護やアドボケート、システムの開発や社会的課題の解決とも深く関わる。昨今「市民社会論」が盛んである。ボランタリズムは、市民社会を支える思想を内包する。創刊号は「政治」をテーマにしているが、2号以降、福祉、教育、文化、平和、コミュニティ、企業などなどをテーマに掲げ、切り込みたい。「活用」とか「動員」を含め、ボランタリーな活動の「存在・社会的価値」視点から本質を問うことになろう。
ボランタリズム研究所 所長 岡本榮一

【目次】
巻頭言 ボランタリーな活動の社会的価値の追求
岡本 榮一
特集 政治とボランタリズム
NPOの政治活動の活性化に向けて
岡本 仁宏

ボランティアと政治をつなぎ直すために―ネオリベラリズム以降の市民社会と敵対性の位置―
仁平 典宏

政治とNPO〜NPO法における政治規制条項の再検討を通して〜
山岡 義典

NPOの政治活動:政権交代前夜におけるロビイングと影響力
権 妍李、辻中 豊

ボランタリズムと市民社会
ロバート・ペッカネン、岡本 仁宏訳

市民社会活動と政治
勝又 英子

実践レポート
山本孝史さんに教わった「NPOと政治の連携法」
清水 康之

寄稿
目先の課題を越えた21世紀ビジョンを
江田 五月

座談会
市民活動は、いかに政治と向き合うべきか
浅岡 美恵、後 房雄、早瀬 昇、コーディネーター/岡本 仁宏

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<ボランタリズム研究所のご案内>



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販売価格

1,620円(本体1,500円、税120円)

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